証拠をつかめば学校も相手の親も動く
大人の犯罪レベルの今のいじめ
いじめによる子供の凄惨な死亡事件が後を絶ちません。
川崎市の中学生1年生が暴行され、カッターで切られ、真冬の川を裸で泳がされた後、再び切られて死亡した事件(2015)は世の中に衝撃を与えました。
執拗ないじめの末、自殺に追い込まれた有名な大津市の中学生2年生の事件(2011)。
これは、いじめ防止対策推進法が成立する契機になりましたが、その後も相変わらず事件は発生しています。
恐喝の金額も100万円台は珍しくなく、名古屋市の中学1年生の事件(1999)では8か月で5000万円に達しています。
性的いじめも低年齢化・過激化が進んでいます。
気に入らない女子を同級生の男子に集団レイプさせ、スマホで動画撮影する事件が多発しています。
女子が同級生女子に援助交際を強制し、売上を搾取する事件が進学校で起きています。
「いじめは昔からあった」「いじめを克服して強くなる」などと言う人もいますが、そういう人は現代のいじめの実態を知らないのです。
子供は、大人にいじめを訴えて加害者の怒りを買うことを恐れ、いじめられている事実を隠そうとすることが多い。
だから、元気そうに見えても実は生死の崖っぷちにいる可能性があります。
近畿圏のいじめ事件リスト
大阪 |
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兵庫 |
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奈良 |
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和歌山 |
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滋賀 |
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居直るモンスターペアレントと隠蔽する学校
被害者の親がいじめを訴えてもなかなか改善されないのが実情です。
学校や教育委員会は隠蔽体質を叩かれ続けているので、以前よりは改善していますが、基本的には事なかれ主義です。
いじめの発生を認めることで自分達が減点評価を受けることを恐れていますし、声が大きい親も恐れています。
激しいいじめ事件の背景には、PTAなどで力を持つモンスターペアレントがいることもしばしばです。
「よその子をいじめてはいけない」ときちんと叱れる親なら、子供のいじめもそこまではエスカレートしないはず。
彼らには正論が通用しません。
いじめを訴えても認めず、「うちの子がやったという証拠を持ってこい!」と怒鳴り散らします。
証拠があると事態は一変
しかし、学校も相手の親も、ひとたびいじめの証拠を示されると、手のひらを返したように態度が変わります。
証拠があるのに動かなかったら、学校は後でマスコミの激しいバッシングを受けるからです。
相手の親はわが子の将来に傷がつくことを恐れて、お金での円満な解決、つまり示談を申し入れてきます。
事態が犯罪レベルの場合は、証拠があれば警察も即応してくれます。
証拠取りに探偵を活用するケースが増加
とはいえ、親が自分で証拠取りするのは無理です。
加害者の子らに顔が知られていますし、仕事や家事もあるのでそんなことをしていられません。
そこで探偵を活用するケースが増えています。
原一探偵事務所・上級幹部 Y氏談: いじめ調査の受件は増加傾向です。
具体的には、下校後の様子などを尾行・撮影して記録し、報告書にまとめます。
どんな友達と会ってどこで何をしているのか?
探偵には手慣れた仕事である、この「行動調査」だけでいじめの実態がかなりつかめることが多いです。
子供のいじめ調査にはハライチがおすすめ
行動調査は探偵の基本技術ですが、対象が子供の場合は特別な注意が必要です。
例えば、張り込み・尾行している探偵が不審人物として通報されるリスクが上昇します。
また、証拠がつかめた後もその証拠を使ってどう動けばいいか、アドバイスもほしいはず。
大人同士の訴訟問題などと違い、目的は相手を打ち負かすことではなく、子供と家族がその土地で安心して暮らしていけるようにすることだからです。
この分野に経験があり、企業として確立しており、いざという時には弁護士とのネットワークも強い。
そして、全国に支社がある。
そういう点で、原一探偵事務所はおすすめできる探偵社だと思います。